Photon 2 を BungBungame のオンラインショップで買おうとしたら、罠がいっぱいあった

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BungBungame Photon 2 という、 台湾企業の日本法人が販売している、Windows タブレットPC がある。
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これが、

  • Atom Z3775 より強力らしい、 AMD製 64bit CPU (APU)
  • 4GB RAM
  • 1920 x 1200 視野角 178° IPS液晶
  • N-Trig らしい 筆圧 1024レベルスタイラスペン
  • Wi-Fi 802.11a/b/n/ac 対応
  • それでいて、お値段送料込で 23,056円!! (税込み 24,900円)

という、値段の割には夢のような構成なので、なかなか興味深い。 低価格液タブとして考えても破格のお値段。
もともと2014年登場予定で、2015年に発売開始されたものなので、少し古めの機種ではあるが、ぼちぼち使える性能ではあるだろう。 なにより、格安タブレットなのに 64bit マシンで メモリが 4GB 載っているのは頼もしい。

某匿名掲示板で購入者の感想を見てみても、評判はなかなか上々。
(一応、「値段の割に」と注釈がいるが)

我が家の母艦PCが、家族によってペンタブお絵かきマシンとして占領されているうえ、液タブ(Cintiq みたいな高いヤツじゃなくていいから)ほしいとか言い始めたので、こいつに使わせて母艦を奪還するのにもってこいだ。

どうやら OS は Win 8.1 で届くらしいので、 Win 10 無償アップグレード 期間中に手に入れておこうと思い、購入を決意した。

つい先日まで、Photon 2 の購入は、メールでの手続き ・ UFJ銀行 への振込での支払い という、このご時世なかなか珍しい方法だったらしいが、 どうやら最近オンラインショップ機能と、クレジット決済に対応したようだ。
早速これらを使って購入手続きをしてみたのだが… とにかく途中で購入を躊躇する罠がいくつもあった
そんな解説を付け加えながら、方法を紹介してみる。

この記事を読んで、自分も買ってみようと思う方は、自己責任でお願いしたい。

会員仮登録する

BungBungame のオンラインストアで、新しいアカウントを登録してみよう。
メールアドレスと、名前・性別・電話番号と bot 防止用の検証コードという、ごく一般的なを入力して、送信してみる。

メールが届かない。

迷惑メールフォルダを確認してみたら、 Google 先生によって 案の定迷惑メール扱いされていた

まぁ、しょうがないよねぇ。。。
ちなみに、送信元は BungBungame <store@bungbungame.com> だった。

会員本登録する

さて、迷惑メールから会員登録メールを無事摘出すると、そこには 本登録を行うための URL が書かれている。
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クリックしてアクセスしてみると…
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サーバ証明書のエラーで接続できない…
おい!! なんで リンク先が IP直指定になってるんだよ!!!

メール本文をよく見直すと、

上記URLをクリックしても会員本登録画面が表示されない場合は、URL全てをコピーし、ブラウザーのアドレス欄に貼付けてください。

と書かれている。

まさか、エラーになることわかって送信してんのか?

とにかく、証明書エラー出ているところでなんかアクセスしたくない。
指示されたとおり、 URL をコピーしてアクセスすれば、証明書エラーは発生せず、無事に会員登録が完了する。

決済する

さて、必要なものをショッピングカートにいれ、決済してみる。
私の場合、 専用キーボードカバー付 (税込 29,900 円) を選択した。

クレジット決済は、
https://suispay.com/
に飛ばされる。

どこだここ?

サーバ証明書を見てみると、 PRIME VANTAGE PTE LTD という組織が発行しているようだ。
組織とサービス名から ちょっと調べてみたところ、 SUIS PAY というサービスらしい → http://suis-pay.com/about.html
日本では SUI Credit Service が窓口になっているようだ。 (PRIME VANTAGE PTE, LTD の 日本オフィス と、 SUI Credit Service の 株式会社シマトモ が同じ所在地なので)

10年くらい前から存在していて、採用しているところも結構見かけたので、見知らぬ怪しいサイトではなさそうだ。

決済が完了すると、 シマトモ と BungBungame の両方から 決済完了メールが届く。
あとはゆっくり商品が届くのを待つことにしよう。

[追記]

会員登録メールの本会員登録のリンク先が IP直指定 になっている問題と、 送付後にサポートから届く Windows 10 ドライバダウンロードページのリンク先が台湾向けとなっている問題を、 サポセンの 呉 ティキー さんに報告したところ、修正したと連絡を返してくれた。
7月時点で既にこれらの問題は直っているはずだ。

2ヶ月ほど、主に家族の液晶ペンタブとして使い続けているが、すこぶる調子が良いので大変満足している。 やはり、この値段でメモリ4GBなのが心強い。
かなり発熱があるのだが、何かスマホ用ファンなどで冷やすようにすると良いと思う。

あと、 ペンの電池(単5)の消費が激しいので、安いところでまとめ買いしておいた方が良いかもしれない。

[さらに追記]

こんなニュースが… なんかもう何が何だかわからんな。
一部の店舗で販売があったあと、既に市場では見かけなくなって来ているようだ。

9/14 現在、 BungBungame の公式サイト にもアクセスできなくなってる…

[もっと追記]


サポート問い合わせ用に、 Google フォーム のアンケートが iframe で表示されているだけの、 pancake.io でホストされたページだけが用意されたようだ。

[09/30 追記]


アキバでは、まだたまーに入荷があるようだ。
予備のペンとか羨ましいなぁ…
関西住みなので買いに行けないけど。

Photon 2 を BungBungame のオンラインショップで買おうとしたら、罠がいっぱいあった」への1件のフィードバック

  1. 私はこれをAmazonで買おうと思ってます。
    あなたと同じ理由で、液タブ(もどき)が欲しかったからなんですが、描き心地としてはいかがなものなんでしょうか?
    ズレやすかったり、筆圧ペンの反応が悪いなどはあまりないんですか?
    良ければ回答お願いします!!

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