System.Data.SQLite の NuGet パッケージ のうち どれをインストールするべきか

この記事は、(この記事が初公開された日を基準にして) 4年前に投稿された

の記事のフォロー記事だ。

Visual Studio 2012 に標準で含まれて以降、 NuGet を使ってライブラリパッケージをインストールすることが標準的になった。
しかし、 System.Data.SQLite に於いては、 NuGet パッケージの方も相変わらず多くのパッケージが公開されているので、 これらについてもどれをインストールすべきか解説してみようと思う。 160620_1

Entity Framework Core について書いたひとつ前の記事の

とは異なり、 こちらの記事は Full .NET で SQLite を使う場合で、 特に Entity Framework 6.x と組み合わせる際に有用な内容となっている。
(残念ながら、 System.Data.SQLite は .NET Core では使えないのだ。)

公開されている NuGet パッケージ

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DI っぽく EF Core 1.0 + SQLite を Full .NET と .NET Core のコンソールアプリケーションで使ってみる [Entity Framework Core]

しばやん御大の Entity Framework Core についての以下の記事を読んで、


コンソールアプリでも、 ソースコードに 接続文字列 や ログの設定を書かずに、設定ファイルから Dependency Injection (依存性の注入: 以下DI) するにはどうしたらよいのかな? と思ったので、 ASP.NET Core の流儀を参考にしながら やってみようと思う。

データベースは、扱いが簡単な SQLite にする。

記事の最後に、 Visual Studio 2015 ですぐに使えるサンプルプロジェクトを用意しているので、 手っ取り早く結果を見たければ、 そのサンプルプロジェクトを見てみてほしい。

実現すること

まずは、何を実現させるのかをハッキリさせておこう。

  1. 接続文字列と ログ表示の設定を、外のファイルから指定すること
  2. マイグレーションなどを行うため、 EF Tools からも、上記設定が利用されるようにすること

ここで言う EF Tools とは、Entity Framework Core の コマンドラインツール のことだ。
このツールを使うと、 パッケージマネージャーコンソールから Add-Migration とか Update-Database と実行したり、 dotnet.exe から dotnet ef コマンドを 実行することで、 コード生成やマイグレーションなど を利用することができる。

EF Tools でデータベースを取り扱う際、その接続文字列は DbContext に設定されたものが使用される。
コード内に接続文字列を書いてしまうと、マイグレーションするためのデータベースファイルが決め打ちになってしまい、変更ができなくなる。
このため、 EF Tools を実行した際も、依存性の注入が行えるようにしたい。

前準備

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SQLite の フィールド数 によるパフォーマンス

対策:SQLite データベースのパフォーマンスの最適化 – Data Storage – 開発ガイド – BlackBerry Java SDK – 6.0 に、「行のサイズを最小限にする: 幅の広い列がある場合、個別のテーブルにすることを検討します。」 なんて改定あるので、実際のところ行サイズはどれぐらいパフォーマンスに影響するのか気になってきた。

せっかくなので、レコードのデータをすべてフィールドにしてしまった場合と、すべて別テーブルにしてしまっている場合と、どちらがよいパフォーマンスを示すのかについて、 RAM メモリ, SSD, HDD でそれぞれ読み書き速度を比較してみた。

あくまで、私の環境においてなので、参考ぐらいにしておいていただければ幸いだ。

検証コード

一応、以下の様な配置で、bundle 版 System.Data.SQLite.dll を配置していることが前提。

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System.Data.SQLite でどれをインストールするべきか

ちょっとした宣伝:

NuGet パッケージマネージャを使う場合については、別途

の記事にまとめている。

以下、本題。

メモ: 内容が 2012 年当時のものなので、 引用元の文章がすでになくなっていたりするが、 内容的には問題ないはずだ。

System.Data.SQLite を導入する

SQLite の ADO.NET アダプタである、System.Data.SQLite。
単なるラッパではなく、SQLite 自体もパッケージに持っているので、別途 SQLite をパッケージに含めなくても良いのが利点。
しかも、ライセンスが Public Domain であるのが、非常に使い勝手が良い。

注意: 詳しくは System.Data.SQLite の 著作権表記 を読んでほしいが、”System.Data.SQLite.Linq” と “System.Data.SQLite.EF6” については、ソースコードの一部が Ms-PL ライセンスとなっている。
Ms-PL ライセンスとなっている SQL Generation ディレクトリ のソースは、public domain と明示されているものをのぞくと、すべて copyright (c) Microsoft Corporation と書いてある。 ビルド済みバイナリには Microsoft の著作権表記などが出てこないため、バイナリ配布であれば Public Domain と書かれたライセンスに従えば良いので、特に何も気にする必要はなさそうだ。 ソースコードを配布する場合は、上記ソースコード先頭などに書かれているの著作権表記等の部分をそのまま消さずに表示しなくてはならない点に注意すべきだろう。

さて、いざ使おうとダウンロードページに飛ぶと、それはもうすごい数のパッケージが配布されている。
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