64bit 環境で AutoHotkey の ThumbRemap を動かす

タッチパッドの革新的な操作感を提供する、 ThumbSense というソフトがあるのだが、これには中クリックを実現できない欠点があった。
そこで、AutoHotkey を利用して、スクリプトで自由にキーを割り当てつつ、 ThumbSense の機能を実現してしまおうという、 ThumbRemap.ahk というものが存在する。
(オリジナルの配布もとは既に無くなっており、ミラーサイトで配布中 → 残念ながら、ミラーサイトからは拾えなくなってしまったようだ。 ただ、 元サイトの Wayback Machine で拾える模様

これ自体もなかなか古く、最新の 64bit OS で 普通に AutoHotkey を導入してしてもおそらく動かないだろう。

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System.Data.SQLite でどれをインストールするべきか

ちょっとした宣伝:

NuGet パッケージマネージャを使う場合については、別途

の記事にまとめている。

以下、本題。

メモ: 内容が 2012 年当時のものなので、 引用元の文章がすでになくなっていたりするが、 内容的には問題ないはずだ。

System.Data.SQLite を導入する

SQLite の ADO.NET アダプタである、System.Data.SQLite。
単なるラッパではなく、SQLite 自体もパッケージに持っているので、別途 SQLite をパッケージに含めなくても良いのが利点。
しかも、ライセンスが Public Domain であるのが、非常に使い勝手が良い。

注意: 詳しくは System.Data.SQLite の 著作権表記 を読んでほしいが、"System.Data.SQLite.Linq" と "System.Data.SQLite.EF6" については、ソースコードの一部が Ms-PL ライセンスとなっている。
Ms-PL ライセンスとなっている SQL Generation ディレクトリ のソースは、public domain と明示されているものをのぞくと、すべて copyright (c) Microsoft Corporation と書いてある。 ビルド済みバイナリには Microsoft の著作権表記などが出てこないため、バイナリ配布であれば Public Domain と書かれたライセンスに従えば良いので、特に何も気にする必要はなさそうだ。 ソースコードを配布する場合は、上記ソースコード先頭などに書かれているの著作権表記等の部分をそのまま消さずに表示しなくてはならない点に注意すべきだろう。

さて、いざ使おうとダウンロードページに飛ぶと、それはもうすごい数のパッケージが配布されている。

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音量をノーマライズ(ゲイン調整)して、ATRAC 形式で取り込む

いつもとはちょっと違う話題を。

WALKMAN や LISMO! で、ギャップレス再生をさせるために ATRAC 形式で取り込ませたいのだが、x-アプリ からの取り込みでは、音量の均一化をできない。
MP3Gain や、AACGain などのように、ロスレスで音量を均一化するソフトがあればよいのだが、残念ながら、ATRAC には存在しない模様。
どうせ取り込む前の1回だけなのだから、1回ぐらい不可逆変換してもいいじゃん、と言うことで、WaveGain を使って、 Wav の段階で音量を均一化して、x-アプリに取り込ませる方法をご紹介。

# ちなみに普段は、Nero 使って aac に変換し、AACGain でノーマライズしてから、x-アプリ に取り込ませている。あとからほかのツールに移行する可能性を考えると、直接CDからツールの独自形式で取り込ませるのはできるだけ避けたいから…
# ちなみに、WALKMAN 側に「ダイナミックノーマライザ」という機能もあるが、これは曲中の強弱までノーマライズしてしまうのでかなりイマイチ。

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Intel Data Migration Software は RAM Disk と相性によってフリーズ

Intel Data Migration Software がアンインストールできなくなった根本の原因は、こいつをインストール直後に起動したら、snapman.sys のエラーでブルースクリーンになったせいなのだが、いろいろ試したところ、このツールがRAM Diskと相性が悪いご様子。
Dataram RAMDisk を入れていたのだが、これをアンインストールした後、Intel Data Migration Software を実行したところ、ブルースクリーンにならずうまく実行できた。

久々にブルースクリーンから抜けられなくなって焦った。
使い終わったら、intel data migration software をアンインストールしてから、RAMDisk 入れることをおすすめする。

まぁ、起動時につながってるドライブ走査するから、そんときにRAMDiskがあるとエラーになるんだろう。

Intel Data Migration Software がアンインストールできない

インストールに失敗して、Intel Data Migration Software がアンインストールできなくなってしまった。
どうやら、インストールに失敗した上、アンインストーラ用のmsiが登録されなかったようだ。
「プログラムの機能」からアンインストールしようにも、IntelDataMigrationSoftware.msi が見つからないとエラーになる。
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SetPoint をローカルでインストール

Logicool マウスを使うのに、SetPoint 等のマウスツールが欠かせない。
私はサイドキーの手前をダブルクリック、奥をエンターに割り当てるのが好きだ。

ところで、このSetPoint、バージョン5以降は、インストール時にインターネットに繋がっていないとエラーになってしまう。
「インストールを完了することができませんでした。インターネット接続を確認してもう一度実行してください。」
セットアップにオンライン環境が必須とか…
しかも最近のマウスにはインストーラCDすらついていない。
そして最大の問題点は、今時「プロキシに対応していない」と言うことだ。
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Inkscapeで半透明に陰を作る

Inkscapeで陰を作る際、パスをコピーして、ぼかして後ろに置けば簡単にできるが、
陰の元となるものが半透明の場合、当たり前だが後ろに隠れているはずの陰も透けてしまう。

Inkscapeというのは、フリーの"ドロー"ソフトで、Adobe Illustratorのフリー版というか、Gimpのドロー版というか、ロゴとかのベクターイメージを作るソフト。
多機能すぎて全然使いこなせないけど。

このサイトのロゴを書くときに気にたったので、別にたいしたテクニックじゃないけど、覚え書き程度に。
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Windows7 (64bit) で Ztop

個人的には必須アプリとなっているZtop
詳しい便利さは窓の杜に譲るとして、
これをWindows7 (もしかすると64bitだけかも)で使うと、ちょっと問題が起こる。

フォーカスがなくても、マウスの直下にあるウィンドウにホイールが送れる機能があるのだが、
(つまり最前面に出ていないウィンドウも、ホイールでスクロールできる)
この機能をONにすると、Firefoxのタブ切り替えが片方にしかできなくなる。

XPで使っていた頃はそんなこと起こらなかったので、Windows7か、64bitか、どちらかの問題だろう。

Ztop自体は64bitに対応しておらず、作者サイトの実験室なるページで64bit版がひっそり公開されている……のだが、これに切り替えても、問題は解決しない
※64bit版は通常(32bit)版と同時起動で使うことに注意。
 (64bitと32bitの両方のアプリで、ウィンドウメッセージをホックするためだろう。)

んじゃぁ、「ホイールを直下のウィンドウに送る」使わなければいいじゃない、ということになるが、
この機能はかなり多用していたので、外したくない。

そんなわけで、ちょこちょこ調べてみると、どうやら64bit環境で発生するこの問題の解決方法は、
「ホイールを直下のウィンドウに送る」をOFFにする。
「は?」と言われてしまいそうだが、ちょっと待って欲しい。
隠し機能で入っている、マウスボタンの機能で同様の機能を使えばいいようだ。
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