本記事は、 Windows Advent Calendar 2024 初日の記事だ。
今年もついに始まった技術記事の Advent Calendar シーズン。 みんなこぞって参加しよう!!!
突然だが、 VirtualBox や VMware には、 "リンクしたクローン" という機能がある。
例えば、同じ OS のサーバーを 10台 用意する必要がある際に、まず1台キッティングした後にこの機能を使って複製すると、仮想HDDのサイズを大幅に節約することができる。
Hyper-V には同じ機能は用意されていないのだが、「差分ディスク」という機能を使えば、似たようなことを実現できる。 1
流れ:
- 仮想マシン作る
- 自動チェックポイントを外す
- キッティング
- Windows ならページングファイル(仮想メモリ)サイズを小さめに (256-512MB)
- 仮想 DVD ドライブからメディアを取り外し
- チェックポイントを作成
- 差分ディスクだけ作成
- 仮想マシンを差分ディスクを指定して作成
ただし、 VirtualBox などと異なり、任意のチェックポイントからの差分は作成できない。
必ず初回のチェックポイントからの差分となる。
では、細かい手順を見ていこう。