MAC アドレスの 上位3オクテットは、 OUI(Organizationally Unique Identifier)と呼ばれていて、製造業者にユニークな値が割り当てられている。
OUI からそのデバイスのメーカーが推察できるので、ネットワーク上で通信しているデバイスの範囲を絞り込むために、度々 OUI とそれに紐付く会社の関係を調べたくなる。
そのような情報は様々な場所で提供されているが、 OUI は IEEE に料金を支払って割り当ててもらうモノなので、 IEEE Standards Registration Authority が最も公式な情報となる。
このページでの OUI の検索結果を共有したい。
共有方法
IEEE Standards Registration Authority で検索しても、共有用リンクを作成するような機能は無いし、 JavaScript で結果だけ書き換える仕組みなので URL に検索クエリが入ったりもしない。
このため、素直に検索結果を共有する方法は無い。
しかし、動作している app.js をざっと読むと、フラグメント(#
)から一部の検索を指定できることがわかる。
11045行目あたり
window.Router = Backbone.Router.extend({
routes: {
...
"showinvoicefororg/:id/:rooId": "showinvoicefororg",
"registries": "viewRegistries",
"registries?*queryParams": "viewRegistries",
"coverletter/:id": "viewCoverLetter",4
...
},
11151行目あたり
viewRegistries: function(queryParams){ //public view
var params = appUtil.parseQueryString(queryParams);
commonApp.renderPublicView(registriesPublicViewApp,params);
},
8862行目 あたり
var optionObj = this.options.options;
if (optionObj != undefined && optionObj != null && !$.isEmptyObject(optionObj)) {
self.currentPage = 1;
$('#pl_registryNameId').val(this.options.options.product);
$('#pl_searchText').val(this.options.options.text);
self.searchPlAssignments();
} else {
どうも、 #registries?
の後ろに product
と text
のクエリを渡せば、 'pl_registryNameId'
, 'pl_searchText'
ID の要素に文字いれて検索してくれるようだ。
つまり、
例えば ALL MAC の中から E45F01
で始まる OUI を検索したければ、
https://regauth.standards.ieee.org/standards-ra-web/pub/view.html#registries?product=MAC&text=E45F01
で、検索結果に直リンクできる。