個人的には必須アプリとなっているZtop。
詳しい便利さは窓の杜に譲るとして、
これをWindows7 (もしかすると64bitだけかも)で使うと、ちょっと問題が起こる。
フォーカスがなくても、マウスの直下にあるウィンドウにホイールが送れる機能があるのだが、
(つまり最前面に出ていないウィンドウも、ホイールでスクロールできる)
この機能をONにすると、Firefoxのタブ切り替えが片方にしかできなくなる。
XPで使っていた頃はそんなこと起こらなかったので、Windows7か、64bitか、どちらかの問題だろう。
Ztop自体は64bitに対応しておらず、作者サイトの実験室なるページで64bit版がひっそり公開されている……のだが、これに切り替えても、問題は解決しない。
※64bit版は通常(32bit)版と同時起動で使うことに注意。
(64bitと32bitの両方のアプリで、ウィンドウメッセージをホックするためだろう。)
んじゃぁ、「ホイールを直下のウィンドウに送る」使わなければいいじゃない、ということになるが、
この機能はかなり多用していたので、外したくない。
そんなわけで、ちょこちょこ調べてみると、どうやら64bit環境で発生するこの問題の解決方法は、
「ホイールを直下のウィンドウに送る」をOFFにする。
「は?」と言われてしまいそうだが、ちょっと待って欲しい。
隠し機能で入っている、マウスボタンの機能で同様の機能を使えばいいようだ。
設定を開き、ホイールタブ→ホイールの動作→「ホイールを直下のウィンドウに送る」をオフにし、
マウスボタンタブ→「起動時にマウスボタンの変更を開始する」チェックボックスをチェックする。
さらにその右側の空白を右ダブルクリックすると、「ホイールを直下のウィンドウに送る」というチェックボックスが出てくるので、これもチェック。
なんぞこれ。
こんなコナミコマンド的な機能が入っているとは。
つまるところ、
この部分を右ダブルクリックするとこで、画像にあるチェックボックスが新たに現れますよと。
ちなみに、マウスボタンの設定を一つもしていないと、マウスボタンの機能が使えないので、
ほかにマウスボタンを使わない場合でも、ダミーで一つ作っておかなければならないようだ。
適当なマウスボタンのルール(Shift+Alt+Win+拡張ボタン2 → 変換後のキーなし,ボタンの無効化なしとかにすれば、実質何も機能しない) を追加すればよい。
これで我がPCもZTopによる快適なPC環境操作環境を構築できる。
参考になりました。ありがとうございました。